自分の心を揺らす

寒すぎず暑すぎず、朝晩の瞑想によい季節となりました。

今朝、新聞でアイヌ文化博物館の関根健司さんの話を目にしました。
アイヌ語で『ヤイコシラㇺスイパ』という言葉がある。「考える」「自分に対して自分の心を揺らす」という意味があるのだそう。

考えることを「自分に対して自分の心を揺らす」と表現する繊細さ、心への洞察の深さ、それを言葉として表現しているアイヌ文化の奥深さに感動しました。

「考える」ことが自分で自分の心を揺さぶるのなら、考えなければよいのですが、それがなかなかできないのが私たちの厄介なところ。

瞑想クラスでも「湧いてくる雑念をどうしたらよいのか」という質問が一番多く、ここ数回は「雑念」にポイントを絞って誘導を進めています。

「前回はびっくりするくらい雑念が出てきたのですが、今回は全く雑念が出てこなくて、逆になぜ出て来ないんだということを考えてしまいました」という感想をいただいて思わずクスッと笑ってしまったことも。

お仕事の時は自分のことをチェックするもう一人の自分が必要になるのかもしれないけれど、
ヨーガをする時くらいは、瞑想をする時くらいは、自分を査定するような厳しい眼差しを自分に向けないでいてほしいです。

体がくつろいで喜びが溢れた時、私たちの意識はその喜びを目にして、両者は一体となり幸せに包まれます。

都出

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